三日坊主のコツコツ日記

コツコツが苦手な私が、ごくたま~に日々の記録をしたためるブログ。

幸せの片付け

店舗と家の引越しをする事となり、かなりの物を処分した。

店舗の備品は、お客さんやお友達、家族にももらって頂いた。

なにせ、店舗と家の物の行き場が一箇所になるのだから、最低でも半分は処分しなくてはならなかった。本当に、大変だった。

そんな経験をしたせいか、物を購入する時に 処分する時の事も考えるようになった。

 

たとえばリングノート、使い終わったノートはリングを外し 使用済み部分はシュレッターなどにかける。通常のノートならば、そのまま資源ゴミまたは、燃えるゴミになるが、リングノートは リング部分を外し金属類のゴミ(またはアルミ?スチール?各自治体による)になる。今までの自分なら、デザインや値段だけで選んでいたが 後の処理が簡単か?も考慮するようになった。もちろん、処理の手間より欲しいという気持ちが勝るのならそちらを優先する時もある。もしくは、一生使うと心に誓ったものなど。

他にも、缶詰のトマト缶やツナ缶は、缶の処理に手間が多少かかる。開け口で手を切りそうな思いをしながら、缶詰の汚れを洗い パッケージの紙部分をはがし、アルミ缶回収の日に出す。それを思うと、10円高くても紙パックに入ったものを私は選んでしまうのです。要は、今のお得より後の楽を取っているのです。

 

あれ?片付けの話だったわ…

そうそう、こういう考えは、片付けの第一歩だと思うのです。

いや、第一歩というより、片付けをひと段落した人がたどり着く考えかもしれません。

あんなに大変な思いをして、処分しなくてはいけない物を処分した者だからこそ 物を増やす時は、後の事をよーく考えるのです。

 

ノベルティーなどの細々した物も、私はその場で「いりません」と受け取りません。

食品など使えるものや、必要と感じる物は有難く頂きますが、それ以外は受け取らないというのがベース。実家に行くと、粗品の山が捨てられずに鎮座している事があります。親世代は 、おまけとか粗品に弱い世代でしょうか?我々世代は、もう「粗品くれるならポイントおくれ」という感じになっていますね。

「いりません」と言える人が増えれば、粗品を出す企業も考えるでしょう。

余計な物や仕事は、そもそも受け入れない。

せっかく片付けても、出すものより入ってくるものが多ければ片付きません。

よーく考えて、我が家に受け入れる。自分のキャパを超えない。適度に出す。見直す。古いものは、引退させて 新たに新しいものを迎え入れる。お部屋の棚卸も必要です。常に我が家にある物達に目を配り、使ってあげましょう。それが物への愛だと思います。愛を注げる量に留めて、増やし過ぎない。これが、片付けへの近道だと思います。