三日坊主のコツコツ日記

コツコツが苦手な私が、ごくたま~に日々の記録をしたためるブログ。

野菜づくりは1年に1チャンス

4年前から家庭菜園を始めた。

最初は何も分からず、種を蒔いて水をあげれば野菜は育つと思っていた。

それぐらい野菜作りの知識はゼロ。鉢植えのお花でさえ、すぐに枯らしてしまう素人だった。でも、ずーっと野菜作りにあこがれを持っていたので、それとなく野菜作りをしてる知人に話をしてみると、自分が使っている土の良い土壌を手放すので、やってみないか?と誘ってくれた。知人は、手を広げすぎて大変になり区画を縮小するようだった。「私が隣だから、わからない事があれば教えるよ」と。

そんな事で、私の野菜作りがスタートした。

 

最初は、種を蒔く時期や連作をしないよう計画をたてたり、調べれば調べる程 いろいろな情報が飛び込んできて、迷子のようになってしまった。

農業は、十人十色 それぞれ個人のやり方を持っている。基本的な事は皆さん一緒だが、地域によっても、品種によっても違うらしい。ネットの情報もたくさんありすぎて、頭でっかちになってしまった…。

 

ある人が言っていた、農業は1年1年チャレンジ。今年このやり方をして上手にできても、次の年は気候が違うかもしれない。種を蒔くのは1年に多くて2回、年に一度の作物もある。毎年同じように上手くいく事は無いけれど、長くやれば、それだけ経験と知識とコツが分かってくる。最初から上手くできるなんて無理だよ。

本当にそう思う。

現在、家庭菜園を始めて4年目になる。まだまだ勉強が必要だが、最初の頃よりは何かが見えてきた気がする。周りのレジェンド達から、その人のやり方を聞いて 自分なりにアレンジ。更にYouTubeやネットの情報を勉強して、少しずつ実践。雨が多い時は、こうなるのか…晴れが続くと、こうなる。じゃあ、そんな時はどうするか?今年は花芽が全然つかない。何故だろう?日照時間が短かったからか?肥料の成分が合っていなかったのか?本当に奥が深い。

 

今、農薬を使うか?悩んでいる。ずっと無農薬でやってきたが、やはり虫にやられる事が多く、販売している野菜のように美しくない。できれば使いたくないが、薄く低農薬でやってみようか…。

 

今年も夏野菜が終わる。そろそろ秋野菜の準備。昨年の反省を元に、コツコツ楽しみながら勉強している。100歳まで生きられたとしても、あと50年。あと50回のチャレンジだ。野菜作りは、早く始めれば始める程、経験を積めて上手につくれるようになる気がする。50年農業をやっている人でさえ、今も試行錯誤しているに違いない。

近年、温暖化で異常気象に見舞われている。作物を植える時期も、昔のサイクルでは無くなるかもしれない。

とにもかくにも、頭でっかちにならず まずはチャレンジしてみる事をおススメします。あんなに悩んでいた事が、畑に来たらどうでもよい事になってしまったり、実践と勉強を組み合わせて、何か自分のスタイルをつかみたいと思っている。ふふふ。